少林寺拳法の特徴

◇「守主攻従」◇

少林寺拳法の技は、まず受けから始まり、反撃するように組み立てられている。それは、正しい教えを守ったり、暴力から身を守るという精神的な理由からである。また、負けない体勢をつくって相手を制するチャンスをとらえるという技術的な理由もある。



◇「剛柔一体」◇

剛柔一体とは、剛法と柔法が一体で技が構成されている。剛法、柔法どちらが優れているというのではなく、お互い、補ったり重なりあったりで、さらに効果を生むのである。

 

◇「不殺活人」◇

少林寺拳法の技は、暴力から身を守り、他人を助け、社会の平和と幸福を築くためある。決して相手を無意味に傷つけたりしてはいけない。

◇拳禅一如◇

心とからだは、けっして別々のものではない。大切なのはバランスだ。豊かに、たくましく鍛えることで、人間はどこまでも、美しくなれると思う。